世界陸上初日の男子マラソンで優勝したエリトリアの19歳 ゲブレスラシエ選手。19歳で結婚もしているそうですが、奥様も違う競技にエントリーしているみたいですね。
このエリトリアってそもそもアフリカということは何となくわかっても一体どこなの?
千原せいじは行ってるんだろうなと思いつつ、どんな国なのか調べてみました。
エリトリアの位置
アフリカ北東部にある国で首都はアスマラ。
イタリアが植民地として支配するにあたりラテン語で『紅海』を意味しているそうです。1993年にエチオピアより独立した、まだまだ独立して間もない国なんです。
人口
560万人(2012年:Population Reference Bureau)
だいたい、兵庫県や北海道の人口と同じほどの人口ですね。
平均年収
3.1万円
年収ですよ。年収・・・。物価も安いんでしょうけど、このお金の価値などは全く違いすぎてどうやって生活しているのだろうといつも感じてしまいます。
射殺される?
国連は匿名の証言者500人余りを対象に聞き取り調査を実施。事実上の性奴隷制度や、裁判手続きなしで横行する処刑、強制労働などの実態を調べた。
報告書によると、エリトリアの国民は政府に人権を奪われ、日常生活のあらゆる面に干渉されて「絶え間ない不安状態」にある。
国民は政府に常時監視されて、その結果得られた情報を理由に拘束されたり、拷問を受けたりする。行方不明者や死者も後を絶たないという。
国外への渡航は厳しく制限される。一時は逃亡を図った者をその場で射殺するルールが施行されていた。国連の調査でも、一部の証言者は「標的になったことがある」と話した。国境に近付いただけで厳しく処罰され、外国から帰国した後で拘束され、拷問を受ける人もいる。国内での移動にも旅行許可証や身分証明書が必要だ。
政府に何か質問するだけで処罰され、平和的な抗議行動も阻止される。デモ参加者が裁判なしで処刑されることもある。
政府が認定する宗教はカトリックやイスラム教スンニ派など4つだけ。ほかの宗教は02年以降すべて非合法化された。信者は法律上の人格さえ認められない。書物などが押収され、信者らが姿を消したケースも少なくないという。
国連の報告書は、「司法によって基本的人権を守れる状況ではない」「この国で公正な裁判は不可能だ」と結論付けている。
(引用:CNN.co.jp)
独裁政治国家とは聞いていたが、政府が国民を制圧しており亡命を試みようなら射殺。国境付近にいただけで厳しく罰せられる、海外から帰ってきた後も拘束され拷問・・・
亡命したい人毎月5000人前後の人が地中海を渡るなどして逃亡を図っているのだとか。
大統領報道官などは作り話と国連に伝えているみたいだけど。本当の話なんでしょうね。こんなあるはずない話を作るほど暇じゃないよって感じだろうし。
著者もいろいろな国に行っていますが、本当に『亡命』という言葉を耳にすることがありました。日本では考えられないことですよね。だって亡命する必要がないほど幸せな国ってことなんですよね。
日本からエリトリア
東京から直行便でイスタンブールにいき、イスタンブールからアスマラへ飛行機へ移動します。
アスマラ大聖堂や「戦車の墓場」など観光スポットと呼ばれるところはあるそうですね・・・
でも外務省の危険度は高いので行く人は考えたほうがいいですね
ちなみにエリトリア旅行ででてきたのは 『AB-ROAD』だけでした~(笑)
恥ずかしくも、エリトリアという国があるということを初めて知りました。エリトリアってどこなの?という疑問から今回エリトリアについてまとめてみました。
今回優勝した19歳のゲブレスラシエ選手。この優勝に対して政府はどのような扱いをするのか気になるところですね。
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