8月15日スイスで行われた第68回ロカルノ国際映画祭があり、国際コンペ部門の最優秀賞女優賞を受賞する事が決まりました。
作品は30代女性の結婚や恋愛模様を描いた映画『ハッピーアワー』で、驚く事はなんとこの受賞した4名の女性は、演技は一度もしたことのない「素人」なんですって。
そもそも映画に出演したきっかけは、この映画監督が2013年9月から5か月間「デザインクリエイティブセンター神戸」で行っていた即興演技ワークショップの受講生であったそうです。
受賞したのは、神戸市の田中幸恵さん、加古川市の菊池葉月さん、姫路市の三原麻衣子さん 京都市の川村りらさんと平均年齢40歳の女性陣です。
(引用元:日本経済新聞)
今後も特にTV出演や女優としての活動はしていかないとの事ですが、本当にすごい快挙ですね。
映画の内容は離婚協議中の女性とその友人たちの心を描いた映画。神戸がロケ地で2014年5月から12月まで撮影していたそうですよ。
ただ、5時間17分の長編映画らしく今冬に劇場公開を予定されているそうです。
このロカルノ国際映画祭というのは、スイス南部で1946年から毎年8月に開催されている国際映画製作連盟(FIAPF)公認の映画祭であり、グランプリは1968年より金豹賞と呼ばれているそうです。
日本人では1954年に衣笠貞之助さんの地獄門、1961年には市川崑、一番新しい受賞では2009年に高畑勲、冨野由悠季が受賞しています。(参考:wikipedia)
それにしても本当にどこで、人生何が変わるかわからないなと思いました。30代を描いた映画というところに興味を抱きましたが、何せよ昨日まで全く無名の人が全国紙に掲載されるようになるなんて、人生全く予想つかないからこそ楽しいと思える瞬間でしたね。